中国語を勉強しているのに、全然話せるようにならない。 一体どうすれば話せるようになるんだろう?
こんなお悩みに答えます。
- 勉強しているのに中国語が話せない理由
- 「中国語が話せない→話せる」に近づくための勉強法
うまく中国語を話せない自分に絶望している、、という方も少なくないはず。
どうせ中国語を勉強するなら、「伝わる中国語を話せる自分」を手に入れたいですよね。
そこで当記事では、「勉強しているのに中国語が話せない理由とその対処法」について紹介します。
この記事を参考にすれば、中国語を話せるようになるためのヒント(勉強法)がわかりますよ。
勉強しているのに中国語が話せない理由
なかなか中国語を話せるようにならない理由は下記の5つ。
- インプット・アウトプット量が不足している
- 日本語を介して中国語を話している
- 中国語を文字で覚えている
- 中国語を聞き取れていない
- 中国語学習を心から楽しめていない
自分がどれに当てはまってるのか、考えながら読み進めてみてくださいね。
インプット・アウトプット量が不足している
おそらくほとんどの人は「インプット・アウトプット」不足が原因かなと。
下記にて理由を深掘りしていきます。
インプット量が不足している
よし!スピーキング力を伸ばすために、とにかく毎日中国語を話しまくるぞ!
このように考えている方は多いのではないでしょうか?
確かにスピーキング力向上に「会話練習」は効果的です。ただ、インプット量が少ない状態で会話しても、思うような効果は得られません。
限られた単語・フレーズのみでしか会話できないので、スピーキング力は一向に伸びないんですよね。
アウトプット(英語を口から出す)練習は「インプットありき」で初めて効果が発揮されるもの。
「あ、やべ。最近全く吸収できてないわ、、」という方は、まずはインプットに徹しましょう。
アウトプット量が不足している
実際に中国人と話すのは怖いな、、うまく話せるか心配だし、なんか変な空気流れそう。1人で勉強する方がよっぽど気楽。
こういった方も要注意です。
ただインプット学習するだけでは、マジで話せるようになりません。
「知っている」と「使える」は全くの別物。いくら単語・フレーズを学んでも、口から出さない限りすぐに忘れてしまいます。
学んだ知識を「使える」状態にするには、無意識に口から出てくるまで、何度もくり返し練習するほかありません。
もし、サッカーが上手くなりたい人が、ボールを蹴らずに「蹴り方」ばかり学んでいたらどう思いますか?
はよボール蹴れよ。って言いたくなりますよね。それと同じです。
「インプット」と「アウトプット」どちらか一方でも欠けると、学習効果は激減しちゃいます、、
日本語を介して中国語を話している
中国語を話す際に「日本語を経由」すると、「うまく中国語を話せない、、」と思ってしまいがち。
というのも、相手の質問に対してパッと中国語で答えられないから。
言いたいことを日本語で考えた後に、中国語に直して口から出さないといけないため、どうしても返答に時間がかかってしまいます。
結果、相手と円滑なコミュニケーションが取れず、会話に苦手意識を持ってしまうわけですね。
中国語を文字で覚えている
頭の中で中国語はイメージできるのに、ピンイン・声調が出てこない、、
この場合は、中国語を音ではなく「文字」で覚えてしまっている可能性大。
中国語は「発音が命」と言われるほど、ピンイン・声調が超重要です。
ピンイン・声調を間違えると、けっこうな割合で中国人に正しく意味が伝わりません。
単語・フレーズを覚える際は、必ず「音」で覚えるようにしましょう。
中国語を聞き取れていない
当たり前ですが、中国語を聞き取れないと、会話は成立しません。
会話は「キャッチボール」ですからね。まずは相手からのボールをしっかりと受け止める必要があります。
そして、そのボールを相手に投げ返す。これが会話の基本です。
リスニング力を鍛えるには、大量の「中国語のシャワー」を浴びまくることが大事。
+シャドーイング・ディクテーションも一緒に行うと、聞く力をぐんと伸ばせますよ。
中国語学習を心から楽しめていない
もしあなたが今、義務感で勉強しているなら、中国語の習得は厳しいかもしれません。
中国語の勉強めんどくさい。でも途中でやめるのはもったいないな。せっかくここまで続けてきたわけだし、
こんな中途半端な気持ちで勉強してしまっては、身につくものも身につきません。
というか、絶対にいつか挫折します。
なんだかんだ、語学学習で一番大事なのは「心から楽しむ気持ち」。
中国語学習を長く続けるためにも、自分が楽しいと思える方法を見つけましょう。
「中国語が話せない→話せる」に近づくための勉強法
「中国語が話せない→話せる」に近づくための勉強法は下記の5つ。
- 【基本】インプット→アウトプットのサイクルを回す
- 【インプット】ストーリーやイメージを活用して覚える
- 【インプット】中国ドラマ・映画に没頭する
- 【アウトプット】ひとりごとを言う
- 【アウトプット】中国人と会話する
「これは取り入れられそうだな。」と思ったものがあれば、ぜひ試してみてください。
【基本】インプット→アウトプットのサイクルを回す
まずは基本的なことから。
先述した通り、スピーキング力を伸ばすには、「インプット→アウトプット」のサイクル学習が最も効果的です。
新しい単語・フレーズを学んだら、中国人との会話で実際に使ってみる。そのくり返しで徐々に使える表現が増えていきますよ。
ちなみに、語学学習におけるインプットとアウトプットの黄金比率は「7:3」と言われています。
2時間インプットしたら1時間アウトプットするくらいの感覚ですね。
インプット学習に最適な教材
使う教材は何でもOKですが、個人的には「参考書」はおすすめしません。
というのも、中国人がよく使う言い回し(フレーズ)を学べないから。
表現としては合ってるけど、中国人からすると不自然に感じるものが結構多いんですよ。
なので、インプット学習する際は「Youtube・アプリ」のどちらかがおすすめです。
おすすめのインプット学習法
王道のインプット学習法は下記の2パターン。
- どの会話でも使える便利なフレーズをインプット
- 会話で話したいテーマに関連する表現をインプット
「これ使わないな」と思ったものは無理に覚えなくて大丈夫です。使わないとほんとすぐに忘れてしまうので。
便利なフレーズをインプットしよう
会話で使えるフレーズを学ぶなら、下記のYoutubeチャンネル(びびさんのポスト)がおすすめ。
再生リストの「ひたすら聞くだけ中国語講座」内にある動画をすべて見れば、基本的なフレーズは網羅できます。
さすがに全部は見れないよ、、って方は、最低でも
・ネイティブが最初に覚える中国語-300フレーズ
・中国人との会話に備えておきたい中国語質問フレーズ集
の2本は見ておきましょう。
話したいテーマに関連する表現をインプットしよう
あらかじめ「話したいテーマに関する単語・フレーズ」をインプットしておくと、会話をスムーズに進められますよ。
例えば、「好きな映画」について話したい場合なら、下記の通りですね。
・俳優:「演员」
・シーン:「场面」
・映画館:「电影院」
・私が一番好きな映画は〜〜(我最喜欢的电影是〜〜)
・最近何の映画見た?(你最近看了什么电影?)
・菅田将暉ってかっこいいよね!(菅田将暉好帅啊〜〜)
学んだ知識をアウトプットする方法
インプットできれば、あとは学んだ知識をアウトプットしましょう。
アウトプットに役立つサービスは、
・言語交換アプリ
・オンライン中国語スクール
の2つ。
詳しくは「【アウトプット】中国人と会話する」をご覧ください。
【インプット】ストーリー・イメージを活用して覚える
「毎日単語帳とにらめっこしてるのに、なかなか単語を覚えられない、、」という方におすすめなのが、「ストーリー・イメージ」記憶法。
ストーリー・イメージを活用して単語を覚える方法でして、ただ単語を覚えるよりもはるかに記憶に残りやすいです。
例えば、
・毎日何気なくやっている行動を中国語で説明する
・「蛋糕(ケーキ)」を「ケーキの写真」と一緒に覚える
みたいな感じ。
他にも「中国ドラマ・映画」を見ながら単語・フレーズを吸収する方法も効果的ですね。
「確か、あのドラマのあのシーンで使われてたはず、、」と映像を想起するだけで、フレーズを思い出せるので、超おすすめです。
【インプット】中国ドラマ・映画に没頭する
ドラマ・映画ほど、表現力を高めるのに最適な教材はありません。
ドラマ・映画で中国語を学ぶメリットは下記の通り。
- リスニング力を鍛えやすい
(シャドーイング・ディクテーション可能) - 自然な発音・リズムを身につけやすい
(生の中国語を聴ける) - ネイティブ表現が学べる
- 物語を楽しみながら勉強できる
ドラマなら、疲れて勉強する気が起きない時でも気軽に見れるので、控えめに言って最高です。
僕はもともと発音が下手くそでしたが、ドラマに出てくる俳優の発音を真似してみたところ、劇的に改善しました!
関連記事楽しみながら中国語を勉強できるおすすめドラマ5選【勉強法も紹介】
【アウトプット】ひとりごとを言う
ひとりごとを言う感じで中国語を話せば、1人でもアウトプット練習できます。
やり方は至ってシンプル。
目の前で起きていること、目に入ったもの、耳にしたこと、考えていること、自分の動作などを中国語でぶつぶつと呟けばOK。
慣れないうちは、「google」で表現を調べたり、「百度翻译(精度が高い翻訳ツール)」で翻訳したりしながらやってみてください。
ちなみに僕は、ひとりごとを日本語でまとめておき、後から一気に翻訳して口から出す方法で練習しています。
やっぱり自分で作った文章は、単語・フレーズ帳に載っている例文よりも断然覚えやすいですね。
ぜひお試しあれ。
【アウトプット】中国人と会話する
ひとりごとは手っ取り早くアウトプット練習できる方法ですが、ぶっちゃけ「つまらない」です。
おそらく「おもんね!こんなのやってられるか。」と思う人もいるはず。
それに、独り言では、実際の会話で必要なスキル「聞く力」「コミュニケーション力(共感力)」は全く身につきません。
楽しみながら実践的な中国語力を身につけたいなら、中国人と話すのがベストですね。
ここでは、中国人と会話する方法を2つ紹介します。
言語交換アプリを使う
「言語交換アプリ」を使えば、無料で中国人ネイティブと会話を楽しめます。
チャットや通話・タイムラインを通じて、世界中のネイティブスピーカーと交流できるアプリ。
ただ単に中国語を学べるだけでなく、各地域の文化・習慣まで学べます。友達感覚で気軽に中国人と交流できる点が最大のメリットですね。
言語交換アプリはいろいろありますが、中でも最も使いやすいのが「Hellotalk」。
累計利用者数はなんと世界中で3,000万人以上。中国人ユーザーはごまんといるので、簡単に会話相手が見つかりますよ。
HelloTalk – 無料で始める言語交換
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よければ下記の記事も一緒にどうぞ。
オンライン中国語スクールを使う
言語交換アプリ「Hellotalk」は便利ですが、一方でデメリットもあります。
言語交換のデメリット
- 相手は中国語を教えるプロではない
- 相手に日本語を教える必要がある
- 変態に絡まれる可能性がある
「アウトプット練習にそこまで時間をかけられない」「効率よく会話力を伸ばしたい」方はプロの講師から学んだ方がいいですね。
オンライン中国語スクールを使えば、いつでも好きな時にサクッと会話練習できますよ。
ちなみに、「おすすめのスクールはどこ?」と聞かれたら、迷わず「CCレッスン」と答えます。
講師数はなんと500人以上。しかも講師の大半は「日常会話レベル以上の日本語」を話せます。
(中国語に自信のない方でも安心)
創業14年、延べ20,000人以上にレッスンを提供してきた老舗スクールなので、実績はお墨付きですよ。
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関連記事【徹底比較】オンライン中国語スクール3社の特徴を分かりやすく解説
まとめ【中国語が話せない状態から脱却しよう】
今回は、「勉強しているのに中国語が話せない理由と対策法」をそれぞれ紹介しました。
話せない理由を1つずつ潰しながら、ぜひ今回紹介した勉強法を試してみてくださいね。
半年〜1年ほど続ければ、学習の効果を実感できる日が必ず来ますよ。
毎日少しずつでもいいので、コツコツ積み上げていきましょう!
当記事で紹介したサービス
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