
なかなか中国語をうまく話せない、、、どうすれば中国語の会話力を伸ばせるんだろう?
こんな疑問にお答えします。
- 中国語スピーキング力を伸ばすために必要なマインド・知識
- 中国語スピーキング力を鍛える4つの方法
当サイト『DAIKI LIFE』を書いている人

英語・中国語独学歴約3年
これまでに学習した言語5ヶ国語
英語・中国語日記300日突破
これまでに話した外国人500人以上
正直、中国語を話すのってビビるほどむずいですよね。
発音も難しいし、いざ話そうと思ってもなかなか単語が口から出てこなかったりなど、、
でも、どんな人でも勉強のゴールは「中国語を話せるようになること」のはず。1
ということで、今回の記事では、中国語スピーキング力を伸ばす実践的な勉強法を4つ紹介します。
中国語会話力を磨きたい方は、是非記事をご覧ください。
中国語スピーキング力を伸ばすために必要なマインド・知識
- 【最重要】恥を捨てる
- インプットとアウトプットの繰り返しが大事
一つずつ解説します。
【最重要】恥を捨てる
これは完全にマインドの話になりますが、会話の際に「恥を捨てる」ことは大事なこと。
・中国人と会話してみたいけど、間違えたらどうしよう、、
・うまく話せなくて、沈黙の間が生まれてしまったらどうしよう、、
こんなふうに頭の中であれこれと不安な気持ちが生じてしまうと、なかなか会話に踏み切れません。
そもそもネイティブの中国人でさえ、言葉や発音を間違えることは多々あります。
間違うことは全然恥ずかしくなくて、むしろ上達には欠かせないこと。
一回でも会話すると絶対に次のように思うはずです。
「もっと早くから会話練習しておけばよかった、、」
是非その重い腰を上げて、中国人との会話にチャレンジしてみてくださいね。
インプットとアウトプットの繰り返しが大事
会話力を高めるためには、「インプット+アウトプット」の繰り返しが必須。
どんなに語彙・文法力を伸ばしたとしても、使わなければすぐに忘れてしまいます。
その一方で、ただ会話練習だけを繰り返しても、新しい語彙は身につきづらいですね。
「単語・文法・フレーズを覚える → 会話の中で実際に使う」
のサイクルを回すことがとっても重要ですよ。
インプット・アウトプット学習の例は以下の通りです。
「インプット」:ドラマやYoutubeを見ながら、ディクテーション・シャドーイング・音読
「アウトプット」:独り言・中国人との会話
ここでインプット学習の中に、単語・文法学習が入ってないことに気づいた方もいるはず。
確かに学習の初期段階で「単語・文法」をそのまま覚えることは効果的です。
ただ、ある程度基礎力が身についた後は、フレーズを使って「書き取り」「発話」練習した方が断然定着しやすいんですよね。
また、下記で紹介する学習法①〜③を繰り返せば、
・語彙力不足を解消できる
・自分が伝えたいこと・思っていることを即座に中国語に変換できる
ようになりますよ。
中国語スピーキング力を鍛える4つの方法
それでは、中国語会話力を伸ばすのに効果的な学習法を4つほど紹介します。
- ディクテーション・シャドーイング
- 1文日記を書いて音読
- 独り言中国語
- 中国人との会話練習
一つずつ見ていきましょう。
ディクテーション・シャドーイング
会話力の基礎を鍛えるのに必要不可欠な勉強法
主な効果
- 発音のリズム・イントネーションに慣れやすい
- 語彙・文法力が身につく
- リスニング・スピーキング力が向上する
「まだまだ中国人と会話できる自信がない、、まずは家で気軽にできる勉強法から試したい」という方は、ディクテーション・シャドーイング学習から始めましょう。
教材はできるだけ、「日常会話」に関わるフレーズがたくさん出てくるものを選ぶことをおすすめします。
その方が中国人との会話時に学んだことを応用させやすいので。
個人的には、中国ドラマなどがおすすめ。
ドラマの場合、1話丸ごとディクテーション・シャドーイングするのは正直きついので、最初は3分くらいに細かく分けた方が良いですね。
学習の流れ
流れとしては、
・3分くらいのシーンの中で聞こえてくるセリフをノートに書き写す
(聞き取れない部分はピンインで書く / 後から赤字で単語を書く)
・セリフの後を追って発音する
・シャドーイングに慣れてきたら、俳優の声に被せて一緒に発音する
ここでポイントとなるのが、漢字を見ればすぐに意味が分かるのに聞き取れなかった単語。
これらの単語は「自分で正しく発音できない音」である可能性が高いです。
学習時にその都度これらの音をチェックしておけば、後から自分の苦手な音を復習する際に役立ちますよ。
こちらの記事も一緒にどうぞ
関連記事シャドーイングが中国語学習に効果的な理由【5ステップで方法も解説】
関連記事楽しみながら中国語を勉強できるおすすめドラマ5選【勉強法も紹介】
1文日記を書いて音読
会話時に自分の言いたいことを即座に言えるようにするための学習法
主な効果
- 会話時によく使う単語・文法を身につけやすい
- 表現のレパートリーが増える
- リスニング・スピーキング力が向上する

中国人といざ会話しようとすると、自分の言いたいことがなかなか口から出てこない、、
誰しもがこんな経験をしたことがあるはず。
なぜこのようなことが起こるかというと、
「自分の感情や意見を伝える際に使う単語・フレーズが定着していない」からですね。
会話では、相手の言葉に対して即座に自分の言葉を返さないといけません。
そんな中、

「えっと、【私は〜だと思う】は、【我觉得〜】だから、〜〜って言えばいいのかな、、」
などといちいち頭の中で考えてたら会話が成立しないですよね。
効果的な学習法
言いたいことがパッと出てくるようにするには、自分の感情や思ったことを短文でまとめる学習が効果的。
少し形式は異なりますが、僕は現在実際にインスタで中国語日記を書いて発信してます。
こちらですね。
これよりももっと短くていいので、とにかく毎日何かしらの短文を作ることが大事。
学習の流れとしては、以下のステップがおすすめですよ。
・日本語で日記を書いて、1〜2文に要約する
・中国語に直す
・中国人に添削してもらう
・音読練習
関連記事中国語日記を書いて語彙力UP【メリット&手順を解説】
音読練習に役立つ読み上げツール
音読練習をする際は、お手本の音声が必須。
もし、我流で音読してしまうと、発音の間違いに気づかないまま変な癖がつく可能性が高いので。
自然な音声で中国語を読み上げてくれるツールはたくさんあるので、とことん使い倒しましょう。
関連記事中国語を自動で読み上げてくれる無料サイト・アプリ6選
独り言中国語
周りに会話できる中国人がいなくてもOK。今すぐできるスピーキング練習法
主な効果
- 中国人との会話の緊張を軽減できる
- 単語の定着率が高い
- リスニング・スピーキング力が向上する

知り合いの中国人はいるけど、相手も忙しいから話せる頻度はそんなに多くない、、
そんな方におすすめなのは、「独り言で中国語を話す」学習法。
これなら家でもできますし、通学・通勤中でも取り入れられます。
こう言うと、「いや、確かに良さそうだけど、外で一人でぶつぶつ言ってたら変な人やと思われるわ!」
というツッコミが飛んできそうですね。
さすがに駅構内や電車・バスの中でこれをやると、周りの人の変な目を浴びることになるので、場所には気をつけてください笑
独り言中国語のやり方
やり方は以下の通り。
・「これって中国語でどう言うんだろう?」と頭の中で思い浮かべる
・中国語に直す
・中国語が出てこなかったら、日本語でメモしておく
正直この学習法はしんどいです。
毎回いちいち中国語を考えないといけないので。
ただ、自然とできるようになるまで続けると、後は比較的楽に続けられるはず。
慣れない人は、まずは全て日本語でメモしておき、それを家に帰ってから中国語に直して音読するやり方がおすすめ。
これは僕が実際にジムでメモした日本語です。
意外と、ちょっと冷静になって考えれば分かるはずの単語が出てこないんですよね。
皆さんも是非チャレンジしてみてください。
中国人との会話練習
最も効率よく会話力を伸ばせる勉強法
主な効果
- 実践的な会話練習ができる
- リスニング・スピーキング力が大幅に向上する
- 自分の会話力を試せる
ここまで様々な学習法を紹介してきましたが、正直中国人との会話練習に勝る方法はありません。
中国人との会話では、「語彙・文法・フレーズ・リスニング・スピーキング力」はもちろんのこと、コミュニケーション力まで必要になってきます。
また、相手の言葉に対して適切なスピードで適切な言葉を返す、瞬発力も必要。
会話するごとに、
「あ、自分の会話力ってまだまだなんだ。」
「教材のリスニングは余裕で聞き取れてたのに、会話時の中国語は速すぎて何言ってるかわかんない。」
と思い、何回も落ち込むはず。
ただ、その悔しさがそれ以降の学習のモチベーションになるので、ほんとやらない理由がないですよ。
もし周りに気軽に話せる中国人の知り合いがいない方は、「言語学習アプリ」「中国語コミュニティ」「中国語オンラインスクール」の3つがおすすめ。
スピーキング力を鍛えられるサービス3選
言語学習アプリ
言語学習アプリなら「Hellotalk」がおすすめ。
日本語学習中の中国人が多いので、簡単に言語パートナーを見つけられます。
会話だけでなく、チャットやタイムラインでのやりとりもできるので、「読む・書く」力も同時に鍛えられますよ。
関連記事【勉強法も公開】Hellotalk(ハロートーク)の使い方・特徴を解説!
中国語コミュニティ
「スピーキング練習したいけど、相手に日本語が通じないのは不安、、」という方にうってつけなのが、中国語習得コミュニティ「Ba bao」。
週2回のアウトプット会(ほとんどが日本人)を通して、自分が学んだ中国語をとことん口に出すことが可能です。
「中国語を話せるようになりたい!」という同じ目標を持っている人と仲間になれるので、モチベーションも保ちやすい。
まさに知る人ぞ知る穴場の中国語サービスですね。
気になる方は合わせて以下の記事もどうぞ。
関連記事【新感覚サービス】中国語習得サロン「Ba bao」を実際に体験!
中国語オンラインスクール
中国語オンラインスクールを使うメリットとしては、
・プロの講師から正確な発音や表現を学べる
・言語交換とは違い、レッスン中ずっと中国語で話せる
などが挙げられますね。
以下の記事内で紹介しているスクールの中から選んでおけば間違いなし。
関連記事【徹底比較】オンライン中国語スクール3社の特徴を分かりやすく解説
まとめ
今回は、中国語会話力を鍛える方法を4つ紹介してきました。
スピーキング力を伸ばすには、とにかく
・語彙力を増やす
・中国語のリズムに慣れる
・中国語を口から出す
ことが大事です。
インプット学習だけに偏らずに、積極的にアプリやオンラインスクールを使って中国人と会話していきましょう。
それでは楽しい中国語LIFEを!
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