
中国語ライティング力をもっと伸ばしたい。 でも、どんなふうに学習すればいいのかわからない、、
こんな疑問にお答えします。
- 中国語ライティング力を伸ばす方法【2パターン】
- 中国語ライティング力を伸ばすために必要な能力
- 文章の添削に役立つアプリ
日本人にとっては比較的楽だと言われている中国語ライティング。
でもそうは言っても、ライティングが苦手な方もいると思います。
今回の記事では,中国語のライティングに焦点を絞り、「書く力」の鍛え方について紹介します。
自分の思うままに中国語の文章を書けるようになりたい方必見です。
中国語ライティング力を伸ばす方法【2パターン】
- ディクテーション学習する
- 中国語日記を書く
一つずつ見ていきましょう。
ディクテーション学習する
ライティング・リスニング力を同時に鍛えたい方向けの学習法
聞こえてくる中国語をノートなどに書き写す「ディクテーション学習」。
ディクテーションをすることで、「聞く力」「書く力」の2つの力を同時に鍛えられます。
既に完成された中国語の文章を通して、単語・文法・文章構成などを学べるので、
「自分で文章を作るのは難し過ぎて気が引けるなぁ、、」
と思っている方にもってこい。
学習のステップ
学習の流れは以下のステップがおすすめです。
- 中国語音声を一通り聞く
- 一文ずつディクテーション
- 分からない単語・文法をチェック
- 繰り返しディクテーション
(余裕があればシャドーイングも) - 日本語訳がある場合は、それを見て中国語の文に直す
ポイントとしては、文章中によく使われている接続詞や副詞などを身に付けること。
接続詞や副詞はどの文章でも高い確率で出てくるので、一度覚えてしまえば使い回しできます。
また、シャドーイング学習も同時に取り入れると、より効率的にリスニング力を伸ばせるので、時間に余裕がある方はぜひ。
教材について
教材は、
・自分のレベルに合った文章を選ベるか
・一文ずつ音声を聞けるか
・単語・文法の確認がしやすいか
を基準に選ぶといいですよ。
おすすめなのは、アプリ「Du chinese」。
記事が5つのレベルに分かれており、画面上の単語をタップするだけで意味を確認できるのでかなり便利。
ただ、日本語に対応しておらず、意味が全て英語表記なのはデメリットです。
英語訳で分からないところだけgoogleで調べれば、特に問題はないですね。
中国語日記を書く
自分で文章を書きながらライティング力を鍛えたい方向けの学習法
中国語日記を書く方法は、ライティング力を鍛える王道の方法。
日記を書くことで、学んだ単語や文法をアウトプットしながら、同時に新しい表現や文法も学べます。
また、継続して書くと、自然と文章構成力も身につきますね。
「書く力」を鍛えたいなら、最も効率の良い方法ですよ。
日記の種類としては、
・日々思ったことや感じたことを書く
・ある記事を読んで内容を要約する
・自分で短い物語を作って書く
などがおすすめです。
日々思ったことや感じたことを書く
どんな方でも書きやすい日記。
流れとしては、
- 日本語で日記を書く
- 中国語に直す
- ネイティブに文章を添削してもらう
- 訂正された文章を繰り返して書く&音読
このようなステップがいいかなと。
大事なのは、「いきなり中国語で書かない」「必ず添削を受ける」「添削された文章を確認して復習する」の3点。
いきなり中国語で書こうとすると、自分が既に知っている単語のみで文章を作ってしまうので、新しい語彙・文法を身に付けづらいんですよね。
また、自分で日記を書いてると、どうしても不自然な表現になりがちです。
そうならないためにも、ネイティブの添削は必ず受けた方がいいですよ。
現在僕は、実際にインスタで中国語日記を書いているので、良ければ参考にしてみてください。
参考記事 中国語日記を書いて語彙力UP【メリット&手順を解説】
ある記事を読んで内容を要約する
これは、中級者以上向けの書き方。
アプリやサイト上に書かれている中国語の文章を読んで、それを中国語で短くまとめるといった方法ですね。
中国語の内容を理解した上で、それを端的にまとめる必要があるので、正直言って難易度は高いです。
要約力を身に付けたい方はぜひ、チャレンジしてみてください。
自分で短い物語を作って書く
イラストを描くのが好きな方は、それらに中国語の文章を添えるやり方もおすすめですね。
twitterやインスタで発信すれば、それは立派なコンテンツになりますし、中国語学習者との繋がりも作れるので、良いことづくめ。
例えば、簡単なイラストに中国語を添えたり、4コマ漫画のセリフを中国語で書いたりなどなど。
自分の世界観を出しつつ、中国語力を伸ばしたい方はぜひ挑戦してみてくださいね。
中国語ライティング力を伸ばすために必要な能力
中国語ライティング力を伸ばすために必要な能力は以下の三つ。
- 語彙力(表現力)
- 文法力
- 文章構成力
一つずつ解説します。
語彙力(表現力)
文章は単語の集合体なので、使える単語が多ければ多いほど、自然と表現力は豊かになります。
ライティング学習の前に、市販の参考書やアプリなどを使って、基礎的な単語(HSK3・4級レベル【600~1200語】)は習得しておくことをおすすめしますよ。
というのも、あまりにも知らない単語が多いと、文章を書くのに時間がかかりすぎてしまい、挫折する恐れがあるので。
基本的な単語以外は、実際に文章を書きながら学べばOKです。
文法力
文章を書くのに、基本的な文法力は必要不可欠。
基礎知識が身についてないと、
・あれ?「都」と「会」ってどっちが前に来るんだっけ?
・「下来?上来?下去?」あ〜。どの複合方向補語を使えばいいか分からない、、
・過去形って全部に「了」つけるんだったっけ?
こんなふうに、文法に意識がいきすぎて、文章がなかなか進まないといった事態に。
確かに、他の言語に比べて、中国語は文法が比較的簡単。
ただそうは言っても、とっつき難い独特な文法もあるので、油断は禁物です。
参考記事
文章構成力
「文章構成力」も大事な能力の一つ。
これは、中国語に限らず、日本語の文章を書く時でも同じように言えること。
どれだけ難しい表現を使ったとしても、理解しづらい文章であれば元も子もないですよね。
なので、誰が読んでもスンと理解できるような読みやすい文章を書くことは大事ですよ。
書き方としては、
・PREP型(結論・理由・具体例・結論)
・起承転結型(ストーリー)
・要約型
この辺りがおすすめ。
文章の添削に役立つアプリ
最後に、文章の添削に役立つアプリを紹介します。
Hellotalkは、世界中の日本語学習者と繋がれる無料言語交換アプリ。
タイムラインで日記を投稿すると、その投稿を見た中国人が添削してくれます。
(注意:必ずしも添削してくれるとは限りません。)
また長期的な言語交換パートナーも作りやすいので、会話やチャットを楽しみながら中国語を学びたい方にもおすすめ。
Hellotalkの使い方は「Hellotalk(ハロートーク)の機能と使い方を解説【勉強法も紹介】」で詳しく説明しているので、良ければ合わせてどうぞ。
まとめ
今回は、中国語ライティング力を伸ばすために必要な能力・鍛え方について紹介しました。
文章で書けないことは、絶対に話すことができません。
「書く力」は「話す力」にも直結するので、将来的に会話力を伸ばしたい方にとってもライティング学習は役立ちます。
是非自分に合った方法で学習を進めてみてくださいね。
それでは楽しい中国語LIFEを!
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