中国語の語彙力・ライティング力を高めるために、毎日日記書こうか迷ってる、、、でも、一体どんなふうに書いていけばいいのかな、、
こんな疑問にお答えします。
日々の中国語学習の中に、「中国語日記」を取り入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、実際に僕が書いている「中国語日記」を紹介しつつ、日記のメリット・書き方・手順について解説していきます。
中国語の語彙力・ライティング力・スピーキング力を伸ばしたい方は、是非記事をご覧ください。
中国語日記を書くメリット
中国語日記を書くことで得られるメリットは以下の4つ。
- 語彙力がつく
- 文章力がつく
- 会話の引き出しが増える
- 世界に一つだけの作品を作れる
一つずつ見ていきましょう。
語彙力がつく
単語帳やアプリに載っている単語や表現を、一つずつ覚えるのは結構しんどいですよね。
ただその一方で、自分の考えや体験したことを中国語で書くと、断然単語が頭に残りやすいです。
他人が作った文章と自分が作った文章とでは、覚えやすさが段違いですよ。
文章力がつく
中国語で日記を書くことによって、
・物事を簡潔に伝える力が身につく
・HSKの作文問題の練習にもなる
といったメリットも。
日記を書くとなると、自然とその日に起こったことやその日の感情を、短く端的にまとめようとしますよね。
なので、日記を書き続けることで、文章力(ライティング力)を徐々に高めていくことができます。
また、中国語検定「HSK(汉语水平考试)」を受ける方にとっては、その試験で出題される作文問題の練習にもなりますね。
会話の引き出しが増える
「会話の引き出しが増える」こともメリットの一つ。
これは僕の経験でもあるんですが、実際に中国人の友達と会話している時、
「あれ?今日あった出来事を伝えたいのに中国語が全く出てこない、、中国語では何て言うんだっけ??」
と思うことも多々あるんですよね。
ただ、日記で日々起こったことや考えをアウトプットしておくことで、会話の際にその内容をすらすら口から出しやすくなりますよ。
世界に一つだけの作品を作れる
「世界に一つだけのオリジナル中国語日記を作れる」
これほど魅力的なことはないのではないでしょうか。
さらに、日記をtwitterやinstagramなどで発信することによって、ネット上に一つの作品を残すことだって可能。
中国語の勉強ができるだけでなく、「一生の財産まで作れる」ことは、中国語日記を書く醍醐味と言えますね。
中国語日記を書く手順【実例あり】
それでは実際に、僕が書いている中国語日記を例に挙げながら、日記を書く手順について紹介していきます。
その日の出来事や思ったことを日本語で書く
まずは、その日の出来事や思ったことなど、内容は何でもいいのでさらっと日本語で書きます。
こんな感じですね。
ポイント
・あまり考え込まず思いついたことをさらっと書く
・4〜5文程度がおすすめ
・手書きが好きな人は「ノートやメモ帳」、タイプで打ち込むのが好き・SNSで日記を発信したい人は「アプリのメモ帳」が使いやすい。
いきなり短くまとめるのが苦手な方は、多少長くなってもいいので適当に文章を書いて、あとでコンパクトにまとめるといった手順がおすすめですね。
ちなみに僕は、アプリ【Evernote】に「中国語日記」というグループを作り、その中に日記を書き込んでいます。
【Evernote】なら、Windows・Mac・Android・iOS問わず、全ての機種で同期できるのでかなり便利ですよ。
日本語の文を中国語に直す
日本語の文章が書けたら、次はその文章を中国語に直します。
こんな感じですね。
おそらく日本語から中国語に直している過程で、どうしても中国語に翻訳できない箇所が出てくると思います。
そんな時は、ためらわずに辞書や翻訳アプリを使ってもOK。
直接中国語で日記を書くのはダメ?
直接中国語で日記を書いてしまうと、自分の頭の中にある単語・フレーズだけで構成された文しか作れません。
それだと新しい表現やフレーズを学べなくなるので、まずは日本語の文から書くことをおすすめしますよ。
自分で書いた中国語を訂正してもらう
自力で中国語日記が書けたら、その文章を中国人に訂正してもらいましょう。
「え?でも、訂正してくれる人なんて近くにいないんだけど、、、」
そんな方におすすめなのが、「中国語添削アプリ」もしくは「オンライン中国語スクール」。
中国語添削アプリ
HiNative(ハイネイティブ) – 英語や語学をQ&Aで勉強
無料posted withアプリーチ
【Hinative】は、外国語に関する質問や添削を依頼できるアプリ。
自分が書いた文章を投稿すれば、ネイティブスピーカーが自然な中国語に直してくれますよ。
しかも基本的に無料で使えるので、毎月の出費を気にする必要も全くなし。
【Hinative】の特徴・使い方については、「ネイティブ表現が身につく外国語アプリ「Hinative」がまじ有能」で解説しているので、良ければあわせてどうぞ。
オンライン中国語スクール
添削目的でオンライン中国語スクールを選ぶなら、1レッスン211円〜受講できる「CCレッスン 」がおすすめ。
レッスンの始めに自分の書いた中国語を添削してもらい、その後にその文章を使って発音・会話練習することで、効率よく学習できますよ。
訂正された文を音読(10回くらい)
文章を添削してもらったら、後はその文章をスラスラと言えるようになるまで音読しましょう。
中国語の音声を聞きたい場合は、アプリ【沪江小D词典】がおすすめ。
沪江小D词典—英日韩多语种查词助手
無料posted withアプリーチ
このアプリの「翻訳」の欄に中国語を打ち込んで、音声ボタンをタップするだけで、クリアで自然な中国語の発音を聞けますよ。
ちなみに、Google翻訳の音声は違和感ありまくりなので、あまりおすすめできません。
中国語日記を長く続けるコツ
最後に、中国語日記を長く続けるコツについて紹介します。
完璧な日記を目指さない
一つ目は、完璧な日記を目指さないこと。
というのも、完璧な日記を目指そうとすると、些細な部分が気になるようにもなり、なかなか手が進まなくなるからですね。
「この表現って合ってるのかな?やっぱりこっちの文がいいかな?いや、そもそもこのお題が良くない気がする、、」
これだと時間がかかりすぎて、結局途中でやめてしまう可能性が高くなります。
間違ってもいいので、とにかくあまり迷わず書き進めてみてくださいね。
中国語日記をSNSで発信する
二つ目は、中国語日記をSNSで発信すること。
自分が書いた日記を、SNSを通して不特定多数の人に発信することで、毎日のモチベーションを高められます。
というのも、投稿数が多くなればなるほど、フォロワーも増え、誰かから見られているといった感覚を作り出せるから。
また、他の中国語学習者とも交流できるので、お互いに鼓舞しながら勉強を継続していけるといったメリットもありますよ。
この投稿をInstagramで見る
これは僕が実際にインスタで発信している中国語日記です。
習慣化させる
三つ目は、習慣化させること。
人間は誰しも、その日の気分や体調によって、何をするのもめんどくさくなることってありますよね。
ただ、どれだけやる気がなくても、歯を磨いたり風呂には入ったりすると思います。
それはすでに「習慣化されている」行動だから。
なので、中国語日記を書くという行動も習慣化できれば、モチベーションに左右されず、毎日取り組むことが容易くなります。
・歯を磨く前に日記を書く
・風呂に入る前に日記を書く
すでに習慣化されている行動の前に、中国語日記をくっつける方法が一番おすすめですよ。
まとめ
今回は、中国語日記のメリット・書き方・手順について紹介してきました。
中国語日記を継続して書くことは簡単なことではないですが、積み上げると「一生の財産」になります。
余裕がある方は、是非書いた日記をSNSで発信してみてくださいね。
想像以上に楽しいですよ。
それでは楽しい中国語LIFEを!
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