大人になってからも英語に対する苦手意識がなくならない、、、
一体どうすれば克服できるんだろうか、、
こんな疑問にお答えします。
- 英語を苦手だと思ってしまう理由
- 英語苦手を克服する方法~学習編~
- 英語苦手を克服する方法~マインド編~
「英語が苦手すぎて困ってる、、」
「英語を話せるようになりたいのに、苦手意識が強すぎてなかなか勉強に手がつかない、」
こんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。
できることなら、英語に対する苦手意識を克服したいですよね。
ということで、今回の記事では「英語に対して苦手意識を持ってしまう理由」に加えて、「苦手を克服する方法」について紹介します。
この記事を読むことで、克服へのヒント・気づきを得られるはず。
英語は大の苦手だけど、これから英語を習得していきたいという方は是非記事をご覧ください。
英語を苦手だと思ってしまう理由とは?
実は僕自身も学生の頃ずっと英語が苦手で、単語テストとか長文問題とか考えただけで発狂しそうでしたね。
英語の授業が面白くなさすぎて、授業中先生の話を全く聞かず、注意されたことも(笑)
では、そもそもどうして英語を苦手だと思ってしまうのでしょうか?
その原因は主に以下の4つに分けられるのかなと。
- 学生時代の詰め込み型教育
- 話す・書くの練習不足
- 英語を間違えることが怖いという意識
- 英単語・英文法が覚えられない
それでは、一つずつ見ていきましょう。
学生時代の詰め込み型教育
一つ目は、「学生時代の詰め込み型教育」。
ちょっとばかり学生時代を振り返ってみましょう。
「英単語覚えて、授業の予習をして、授業では教科書の長文を読んで、リスニング問題を解いて、定期試験の準備をして、大学入試が近くなると、センター試験対策問題ばかり解いて、、、」
だいたいどの学校でもこんな感じだと思います。
・とにかくテストで良い点を取る為だけに、毎日必死こいて単語・文法の勉強をしまくる。
・将来何の役に立つのかも分からないまま、ただ周りに流されて勉強しまくる。
これじゃあどう考えても英語を好きにはなれないですよね。
英語の知識をばんばん頭に入れ続けてるだけですから。
話す・書くの練習不足
二つ目は、「話す・書くの練習不足」。
日本人の中で「読む・聞く」を得意にしている人はたくさんいます。
ただ、「話す・書く」になった瞬間、「私苦手だ、、」と思う人が多いんですよね。
というのも、学生のころは主に英語のインプットしかしてこなかったから。
授業の主な内容は、単語・文法・長文読解・リスニング。
実践的なスピーキング練習や発音・英作文の練習なんてほとんどなかったはずです。
日本人はアウトプットに慣れてないからこそ、
「自分は英語を全く話せない、、 → 自分は英語がすごく苦手だ、、」
と思ってしまいやすいわけですね。
英語を間違えることが怖いという意識
三つ目は、「英語を間違えることが怖いという意識」。
日本人は、何かを間違えることに対して、異常に怖さを感じてしまいやすいです。
これも、日本の学校教育が主な原因。
学校の定期テスト・センター試験では、間違えるとその都度点が下がる「減点方式」が採用されていますよね。
この仕組みによって無意識的に、
「間違えたら点が下がる→間違ってはいけない」
という考えが頭に定着してしまいます。
なので、外国人と話す際に、「ちょっとでも単語・文法を間違ってしまったらどうしよう、恥ずかしいな。」と思うわけですね。
それにしても、ミスが許されない日本社会の風潮ってどうなんでしょうか、、
英単語・英文法が覚えられない
四つ目は、「英単語・英文法が覚えられない」。
単純な理由ですが、この経験がある人は多いのではないでしょうか。
僕自身、学生の頃は「value」というマイナーな単語帳を使っていたんですけど、これがまあ全く面白くないという。
単語のスペルだけ見ても全然頭の中に入ってこないんですよね。
単語テストの時は覚えていても、次の日になったらほとんど忘れてしまっていることもざら。
それに、あの膨大な量の文法を覚えるのも一苦労ですよね。
品詞・冠詞・時制・時制の一致・仮定法とか、問題をちょっと捻られただけで太刀打ちできなくなるという。
こんな感じで、単語・文法を覚えられないといった嫌な記憶が頭の中に残っていることも、理由の一つですね。
英語苦手を克服する方法~学習編~
それでは、英語苦手を克服する方法について紹介します。
まずは学習編から。
英単語に強くなる
英単語に強くなること。
これが一つ目の方法です。
知っている単語数が増えれば増えるほど、自然とリーディング・スピーキング力は高まりますし、それだけ自信もつきやすくなります。
ただ、問題なのが英単語の覚え方。
学生の時、いやいや英単語を覚えて、速攻忘れてしまったという人も多いと思います。
おすすめなのは、単語単体で覚えていくよりも、
・例文の中で覚える
・イメージとくっつけて覚える
・自分の行動とリンクさせながら覚える
・日記を書きながら覚える
というやり方。
とにかく、すぐに飽きてしまう覚え方ではなく、自分が一番楽しんで覚えられる方法で学習することが大事です。
おすすめの単語帳や単語アプリについては、「【英語初心者向け】独学で英語は話せるようになる?おすすめ勉強法と教材」で紹介しているので、良ければ併せてどうぞ。
文法はほどほどに
「難しい文法・理解しづらい文法」はあえて勉強しない。
これも一つの方法です。
というのも、英語を書いたり話したりする時って、大学受験で出てくるような難解な文法はほとんど出てこないから。
難しい文法を覚えすぎると、「えっと、この場面ではどの文法を使えばいいんだろうか、、、」と迷いすぎて、挙句の果てにはめちゃくちゃな文法になる可能性も否めません。
「5文型」
・SV(主語・動詞)
・SVO(主語・動詞・目的語)
・SVC(主語・動詞・補語)
・SVOO(主語・動詞・目的語1・目的語2)
・SVOC(主語・動詞・目的語・補語)
「時制」
現在形・過去形・進行形・未来形・現在完了形
正直、「基本の5文型から大きく文章が崩れない+時制を間違わない」ことさえ心がければ、あとはどうにでもなります。
文法に苦手意識を持っている方は、基本文法だけを学び、出来るだけ使う文法の数を減らすことをおすすめしますよ。
インプットとアウトプットを満遍なく行う
上で説明した通り、日本人はアウトプット「話す・書く」を苦手としている人が凄まじく多いです。
なので、これまでのインプット学習に加えて、アウトプット学習を取り入れることは、苦手克服のためには大事なこと。
具体的には、
・ライティング:英語日記
・スピーキング:言いたいことを口から出してみる(独り言)・言語交換・オンライン英会話
のような学習ですね。
インプットと違って、頭の中にある単語・文法を、自分で考えて取り出さないといけないので、その分負荷は大きいです。
ただ、単語・文法をインプットするよりも学習の幅が広がって、途中から楽しくなるはず。
最初の壁さえ乗り越えれば、「インプット→アウトプット」のサイクルを回すことによって得られる、学習効果をより実感できるようになりますよ。
アウトプット学習に役立つ記事
・【実例あり】英語日記の書き方・手順紹介【メリットも解説】
(ライティング)
・【勉強法も公開】Hellotalk(ハロートーク)の使い方・特徴を解説!
(スピーキング)
勉強することをやめる
いっそのこと「勉強するのをやめる」のも一つの手です。
「英語の勉強って面白くないし、辛い、、」
「毎日単語・文法の勉強、、はぁ、めんどくさい」
こんな感じで無理やり勉強しても対して効果が得られません。
それなら、勉強してる感がない方法で英語を学んだ方が断然いいですね。
例えば、
・英語圏の友達とチャット・電話をする
・英語版のディズニー映画を見る・本を読む
・気になる海外のニュースを聞く・読む
・海外youtuberの動画を見る
・毎日英語で一言日記を書いてみる
などなど。
僕が一番おすすめするのは、「英語圏の友達とチャット・電話をすること」。
会話のネタって尽きないですし、外国の文化・価値観に触れながらネイティブ表現なども自然に学べるので、これほど楽しく効率よく学べる方法はないかなと。
英語苦手を克服する方法~マインド編~
それでは次に、マインドの面から苦手意識を克服する方法について紹介します。
完璧を目指さない
一つ目は、完璧を目指さないこと。
・どんな単語でも自由に操れる状態になりたい。
・全ての文法を網羅したい。
・ネイティブと間違われるほどの正確な発音を手に入れたい
こんなふうに何でもかんでも完璧な状態を目指してしまうと、絶対にどこかで心が崩れる時がやってきます。
それよりも、間違いを恐れずどんどん外国人と話しまくることの方が大事。
単語を間違ってもいいですし、文法がめちゃくちゃでもいいです。
発音なんて相手に通じさえすればOK。
そもそも会話に点数なんてないですし、間違ったからといって印象が悪くなるなんてこともないですから。
「まあ、俺って日本人だし、間違って当然だよね!」
これくらい気楽に思っていた方が、英語に対する苦手意識も生まれづらくなりますよ。
やりたいことを見つける
二つ目は、やりたいことを見つけること。
英語を勉強すること自体が目的になった瞬間、モチベが急激に下がりますし、なかなか英語力が伸びない時に自己否定に走りやすくなります。
なので、あらかじめ「英語学習の目的」を決めておくことをおすすめしますよ。
例えば、
・外国人の彼氏・彼女を作りたい
・海外留学に行きたい
・英語を使ってyoutube・podcastなどで発信したい
・英語教師として働きたい
こんな感じ。
やりたいことを達成するための英語学習だと捉えれるようになると、苦手意識が少しは軽減するはずです。
周りと自分の英語力を比べない
三つ目は、周りと自分の英語力を比べないこと。
これは僕もよく陥る罠です笑
今ではSNSやyoutubeなどで、多くの日本人が英語フレーズや海外生活の情報などを発信しています。
それらを見ると、「自分の英語力ってこの人たちに比べてカスすぎだよな、、ほんと惨めになってくる、、」と心を病んでしまいがち。
誰かと比較して、英語を苦手だと思ってしまわないためにも、自分のペースで焦らず学んでいくことが大切です。
まとめ
今回は、英語苦手を克服する方法を紹介してきました。
日本人である私たちが、英語を苦手だと思うのはいたって当たり前のこと。
自分にとって楽しいと思える学習方法を見つけることさえできれば、きっと苦手意識を克服できます。
英語を話せるようになっている将来の自分をイメージしながら、英語学習頑張っていきましょうね!
それでは楽しい英語LIFEを!
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