
英語日記を通じて、英語の表現力をもっと高めたい。でも、どのように書けばいいのか分からない。書き方のコツを教えてほしいな〜。
こんなお悩みにお答えします。

この記事を書いている僕は、約2年前から現在に至るまで350以上の英語日記を書いてきました。
英語日記を始めて本当によかったなと思う反面、今思い返せば「間違ったマインドで取り組んでたな」と思うこともあります。
そこで当記事では、「英語日記の書き方」に加えて、「英語日記を長く続けるコツ・注意点」について解説します。
「おすすめの英語日記アカウント(インスタ)」も載せてますので、これから英語日記を始めるつもりの方は是非参考にしてみてください。
英語日記の書き方・手順【実例紹介】
それでは英語日記の書き方(手順)を、僕が今実際に書いている英語日記を例に説明しますね。
日記のスタイルは色々あるので、あくまでも参考程度に見てもらえればなと思います。
英語日記の流れ
ステップ①:日本語で日記を書く
まずはじめに、今日起きた出来事や自分の考えを2〜3文の日本語でまとめます。
所要時間は大体10分くらい。
いきなりまとめるのは苦手。という方は、思いついたことをザーっと書いてからコンパクトにまとめていきましょう。
日記を書く場所は、紙のノートでもスマホのメモ帳でも、どちらでも構いません。
僕の場合は、「字が汚い」「アプリ上にデータを残しておきたい」「SNSで発信したい」という理由から、アプリで日記をつけています。

twitterやInstagramで自分が書いた日記を発信したい人は、アプリで書くのがおすすめです!
僕は英語日記を書くとき、「Notion」というアプリを使っています。
一言で言うと、「すべての情報を一元化できる」アプリ。
メモ帳としてだけでなく、日々のタスク管理としても使える超万能ツールなので、是非活用してみてください。
ちなみに僕は、「圧倒的な書き心地」「デザインがシンプルでおしゃれ」といった点が気に入って、毎日愛用してます。
ステップ②:日本語を英語に直す
日本語で日記が書けたら、次は文章を英語に直していきます。
所要時間は10〜20分くらい。
流れとしては以下の通りです。
・自分が知っている単語・文法を駆使して自力で書く
・分からない部分は辞書・Q&Aサービスで調べる
・行き詰まった場合は翻訳サービスを用いる
上記の流れでこなせば、かなり精度の高い英文ができ上がるはず。
とはいえ、分からない部分をその都度調べながら自力で書くのは、思った以上に時間がかかります。
負担が大きいと途中で心折れると思うので、慣れるまではいきなり「DeepL翻訳」で翻訳にかけるのも1つの手。

「DeepL翻訳」はすべての翻訳サービスの中で最も精度が高いです。日本語を自然な英語に直してくれるので使う価値大ですよ!
ステップ③:書いた日記を添削してもらう
次に「英語添削サービス」を使って、自分が書いた文章を訂正してもらいます。
(※画像ではわかりやすいように、訂正してもらった箇所を赤字にしてます)
数ある英語添削サービスの中で、おすすめなのは下記の3つ。
オンライン英会話サービス
一番おすすめなのは、オンライン英会話サービス。
ただ日記を添削してもらえるだけでなく、発音・リズムの練習もできるのでまさに一石二鳥です。
具体的な流れとしては下記の通り。
・講師に日記を添削してもらう
・添削後の英文を読み上げてもらう
・実際に自分で発音する
・発音がおかしい部分を指摘してもらう
レッスン開始後、講師に「今日は日記の添削をお願いします。」と頼めば、こころよく添削してもらえますよ。
教材を通して文法・フレーズを学んだり、講師と会話を楽しんだりすることもできるため、ぶっちゃけ最高です。
日記の添削におすすめのオンライン英会話は「DMM英会話」。
満足度に関する調査において、16項目すべてでNo.1を獲得している国内最大手スクール。
月7,900円〜とリーズナブルなうえ、講師の質も担保されているので、迷ったらDMM英会話を選んでおけば間違いなし。
Q&Aサイト【Hinative】
語学や文化について気軽にネイティブスピーカーに質問できる語学学習プラットフォーム。
基本的な機能は無料で使えます。
質問テンプレートの中から「自由に質問したい」を選び、「自分が書いた日記」と「Are these sentences natural?」を入力して質問するだけ。
中にはこんな感じで丁寧に解説してくれる人もいますよ。
言語交換アプリ【Hellotalk】
日本語を勉強している外国人と繋がれる言語交換アプリ。
アプリ内のタイムライン機能をうまく使えば、無料で添削を受けられます。
が、確実に添削を受けられるとは限らないのでその点はデメリットですね。
「英語圏の友達を作りたい!一緒に勉強しあえる仲間がほしい!」といった方は是非使ってみてください。
関連記事Hellotalk(ハロートーク)の機能と使い方を解説【勉強法も紹介】
ステップ④:ひたすら音読する
英語を添削してもらったら、後はその文章が体に染みこむまでひたすら音読練習します。
英語の音声を聞きながら練習したい方は、「Google翻訳」を使ってみてください。
英語日記を書くことで得られるメリット
英語日記を書くことで得られるメリットは下記の4つ。
- 文法・表現力が高まる
- 会話力向上に繋がる
- 他の英語学習者と交流できる
(SNS発信する方のみ) - 一生の財産になる
1つずつ見ていきましょう。
文法・表現力が高まる
日記を書けば「文法・表現力」を伸ばせます。
というのも、分からないことを調べるたびに、頭の中に新しい表現・知識がインプットされるから。
例えば、
「自分らしく生きる」って英語でどう言うの?
→「live life my way」って言うのか!
「〜だから・・」って英語でどうやって書けばいいの?
→「so〜that・・」なるほど、so that構文を使えばいいのか。
みたいな感じですね。
もちろん、ただ調べて書くだけでは、仕入れた情報はすぐに記憶から抜け落ちてしまいます。
書くことに加え、しっかり音読練習すれば頭に定着させられますよ。
会話力向上に繋がる
英語日記を書くと、ライティング力だけでなく会話力も向上します。
日記って日々の出来事について書くことが多いので、日記の文章は会話内でそのまま使いやすいんですよね。
例えば、昨日起きた出来事について話したい場合、
「あ、そう言えば昨日日記で書いたな。え〜っと、英語で言うと、、、」
みたいな感じで、言いたい単語や表現がスラッと口から出てきます。
「日記でインプット → 会話でアウトプット」することで、効率よくスピーキング力を伸ばせますよ。
英語学習者と交流できる
日記をSNSで発信する場合にのみ言えることですが、英語学習者と交流できるのもメリットの1つ。
twitterやインスタで発信すると、他の英語学習者からフォローされたり、コメントをもらえたりします。
勉強のモチベを高く維持するためにも、他の英語学習者との交流ってやっぱり欠かせないんですよね。
特にやる気が落ちこんできた時に、
「他のみんなも頑張ってるんだから、私もつべこべ言わずに英語勉強しなきゃ!」
と気持ちを奮い立たせられますよ。
一生の財産になる
英語日記は、一生の財産になります。
自分の言葉で書いた日記は、紛れもなくあなた自身のオリジナルコンテンツ。
続ければ続けるほど自分の書いた日記に愛着がわきますよ。
あと、「就職・転職」時に、継続力を証明するための素材としても活かせますね。
書き続けてきた日記を面接官に見せれば、それだけで相手を説得させられますから。
毎日楽しんで書く日記が「一生の財産」になる。もうやるしかないですよね。
英語日記を長く続けるコツ
英語日記を長く続けるコツは下記の4つ。
1つずつ見ていきましょう。
シンプルな構成で書く
1つ目は「シンプルな構成で書く」こと。
いきなり複雑かつ長い文を書くと、途中ですぐに挫折してしまいます。
なので、はじめはできるだけ簡単な表現・シンプルな構成で書くのがおすすめ。
例えば、
「今日の気分や天気 → 今日の出来事 → 感想」
といった流れで書くなど。
日記を書くことに慣れてきたら、徐々に使う表現を難しくしたり、文字数を増やしたりすればOKです。
自分の好きな分野について書く
2つ目は、「自分の好きな分野について書く」こと。
日記にルールはないため、何を書いてもOKですが、できれば自分の興味のあるテーマが好ましいですね。
「興味はないけど、ニュースの要約とか書いてみようかな。英語力上達しそうだし。」みたいな選び方はNG。
とにかく楽しんで書ける内容、無理なく続けられるテーマを選んでみてくださいね。
日記を習慣化させる
3つ目は、「日記を習慣化させる」こと。
毎日ひたすら日記を書いていると必ず途中で、「日記書くのめんどくさいな〜。」と思う時が訪れます。
人間って基本、面倒くさがり屋ですから笑
なので、やる気に左右されず日記を書き続けられるように、日々の生活の中に「英語日記」を組み込みましょう。
「お風呂」「歯磨き」など、すでに習慣化されている行動の前に「英語日記」をくっつける方法がおすすめです。
SNSで日記を発信する
4つ目は「SNSで日記を発信する」こと。
メリットの欄でも書いた通り、日記をSNSで発信することによって、他の英語学習者と繋がることができます。
モチベーションを保ちやすいですし、途中でやめづらくなるので、何かとサボり癖がある人におすすめの方法ですね。
【重要】英語日記との正しい向き合い方
ここまでで、英語日記の始め方と長く続ける方法はお分かり頂けたかと。
ただ、今の状態で始めると、おそらく10人に9人は「ある罠」にハマってしまうと思います。
「ある罠」とは何か?
それは、「英語日記を書く = 目的」となってしまうこと。
英語日記さえ書ければ大満足って方は別に問題ありませんが、少なくともこの記事を読んでいるあなたはそうじゃないはず。
最終目標は「英語を話せるようになりたい」ですよね?であれば、英語日記が「目的」となってはダメです。
英語日記は会話力を伸ばすための「ツール」の1つ
英語日記を通じて「英語力」を伸ばすには、日記を書いた後の学習が超重要。
・書いた文章を実際に口から出す(音読)
・外国人相手に話す(オンライン英会話など)
ことで、ようやく日記は効果を発揮します。
英語日記はスピーキング力を伸ばすための「ツール」の1つ。手段が目的化しないようにくれぐれもご注意ください。
あと、別に毎日書くことにこだわる必要はないです。何事も「楽しめる範囲」でやるのがベストですからね。

「英語日記を書く目的」「英語日記を楽しむ気持ち」だけは忘れないようにしましょう!
おすすめの英語日記アカウント(インスタ)
最後におすすめの英語日記アカウント(インスタ)を紹介します。
是非ご自身の英語日記に役立ててみてください。
英語日記-DAIKI-
僕が過去にインスタグラムで発信していた「英語日記」。
普段考えていることや日々の出来事を3〜4文ほどの英語で書き、シンプルなデザインの画像にまとめて公開してました。
ちなみに画像加工に用いたツールは、画像編集ソフト「Canva」。
(無料で使えます)
インスタ投稿用のテンプレートがたくさん揃っているので、デザイン知識0の人でもあっという間におしゃれな日記を作れますよ。
英語日記 – daiki no nikki –
僕が現在インスタグラムで発信している「英語日記」。書き方は上記のアカウントと全く同じです。
大きく異なるのは背景の画像。「クオリティ高すぎない?」と思われたかもですが、実はこれ自分で描いてません。
すべて「AI」に描いてもらってます。(AI画像生成サービス「Midjourney」を使用)
やることと言えば、「こういう絵を描いて!」とAIに指示するだけ。ほんの1分で頭の中にイメージしている画像をAIが再現してくれます。
ほんと、最近のAI技術の発展は凄まじいですね、、
Sachie Nakamuraさん
>> Sachie Nakamuraさんのアカウントはこちら
なんとも可愛い自作イラストが、読む人をほっこりさせてくれる日記。
2018年1月から毎日投稿されていて、現在の投稿数はなんと約2,000。
継続力が半端ないですね。(こんなに継続できる気がしません、、笑)
みっちゃんさん
スマホのメモ帳に書いた英文をそのまま投稿しているシンプルな日記。
手間をかけずに作成できるので、とにかくシンプルな日記を書きたい方、時間に余裕がない方におすすめの方法です。
まとめ【英語日記を書いて英語を極めよう!】
今回は、「英語日記の書き方」「英語日記のメリット・長く続けるコツ」を解説しました。
最初は1文書くだけでも大変かと思いますが、何日か書けばそのうち慣れます。
(実際に僕もそうだっだので、、)
ぜひ、「いつか始めよう」ではなく「今日からやってみよう」の精神で英語日記にチャレンジしてみてください。
今頭の中で想像している何倍ものメリットを得られますよ。

英語日記で理想とする英語力を手に入れましょう!
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