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スティーブジョブズのスピーチから学べること【英語学習もできます】

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本記事の内容

・スティーブジョブズの偉大さ

・スティーブジョブズのスピーチから学べること

皆さんは、2005年のスタンフォード大学卒業式で読まれた、スティーブジョブズ氏のスピーチを聞いたことはありますか?

スティーブジョブズ氏といえば、Appleを創設した方で、知らない人はいないくらい有名ですよね。

そんなジョブズ氏が行ったスピーチは、当時、スタンフォードの学生の心を大きく揺れ動かし、今でも動画を通じて、世界中の人を感動させ続けています。

ジョブズが私たちに一体何を伝えたかったのかについて、英語学習もかねて、一緒に見ていきましょう。

スピーチは以下の動画から見れますよ。

動画は約15分と結構長いので、僕が感銘を受けた部分のみ紹介していきますね。

スティーブジョブズの偉大さ

スティーブジョブズの偉大さ

現在多くの人が当たり前のように使っている、iphone・ipad・macbookですが、スティーブジョブズがいなければ、そもそも全てこの世に存在しなかった物。

そう考えると、どれだけジョブズが社会に対して大きなインパクトを与えてるのか分かりますよね。

また、ジョブズは56歳という若さでこの世を去りましたが、死ぬ間際まで、その日その日を人生の最後だと思って過ごされていたようです。

僕も毎日できるだけ悔いのない様に過ごすことを心がけていますが、正直、これってなかなか難しいんですよね。

自分の好きなことに対してとことん情熱を注ぐことができ、世界に革新的な物を送り出したジョブズは、本当に真の天才なのかもしれません

ただ、ジョブズの人生の中では、数多くの挫折と失敗もあったらしいです。

スピーチの中ではそのことについても触れられていますよ。

スティーブジョブズのスピーチから学べること

スティーブジョブズのスピーチから学べること

ジョブズのスピーチは、大きく分けて3つのパートからなっています。

一つずつ分けて、僕が特に感銘を受けた部分を紹介していきますね。

スティーブジョブズのスピーチ~点と点を繋ぐ~

最初の話は、「人生のある点と点を繋いでいく」という内容。

ジョブズが幼少期と大学時代を振り返りながら、一見何のつながりもないような経験(点)が、後からうまい具合に線に繋がったというふうに話されてます。

中でも一番心を打たれたのが、以下の言葉ですね。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. 

(繰り返しますが、将来を見据えて、点と点を結び付けることは出来ません。のちに振り返ってみたときにしか、点と点を結び付けることが出来ないのです。それゆえ、あなた方は、点と点がとにかくも将来に結びつくと信じなければならないのです。自分の根性、運命、人生、カルマ、たとえそれが何であれ、信じなくてはならないのです。)

毎日何かに取り組んでいると、ふとした時に、「こんなことしていて本当に意味があるのかな~。」と思うことも少なくないですよね。

僕も正直毎日そのように思ってます。

ただ、この言葉を聞くと、

「将来どうなるかなんて誰にも分からないし、今自分が取り組んでいる目の前のことに対して、とことん向き合うしかない!きっと将来何かにつながるはずだ!」

自然とこう思えるようになるんですよね。

どうしても人間は先の分からない未来に不安を感じてしまいます。

それでも様々なことに挑戦し、経験を積んでいくことで、道が必ず開けるはずと背中を押してくれるような、勇気の出るフレーズです。

スティーブジョブズのスピーチ~愛と喪失~

2つ目の話は、「愛と喪失」という内容。

・喪失:ジョブズが、ウォズと一緒にApple社を創設した後、30歳になって自分の会社を追い出される

・愛:ネクスト・ピクサーという別の会社を立ち上げた後、人生のパートナー(妻)に出会う

まさに悲劇からの逆転ストーリーといった感じですね。

話は以下のように進んでいきます。

I was lucky — I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents garage when I was 20. We had just released our finest creation -the Macintosh- a year earlier, and I had just turned 30. And then I got fired.

(私は幸運なことに、人生の早い時期に自分がやりたいことを見つけました。ウォズと私は実家のガレージでapple社をスタートさせました。私たちが最高傑作マッキントッシュを世に送り出してから1年後、ちょうど私が30歳になった時、私はapple社をクビにされてしまったのです。)

スピーチはこの後、以下のように続きます。

I had been rejected, but I was still in love. And so I decided to start over.I didn’t see it then, but it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me.

(私は排除されてしまいましたが、仕事はまだ愛していたのです。そして、それで私は再出発することを決意しました。その時には分かりませんでしたが、私がapple社からクビにされたことは、私の人生で起こりえた最善の事になったのでした。)

自分が創設したapple社をクビにされてしまうって、冷静に考えてみれば無茶苦茶ですよね。

ちなみに、ジョブズはクビにされた以降、少しの間何も手につかなかったらしいですが、そんな状態でも、自分は仕事を愛し続けていたと言っています。

「自分が作ったものは失ってしまったけど、信念はいつまでも心に残り続けている。信念がありさえすれば、何度でもやり直せる。」

なかなかこう考えることって難しいですよね。

この2つ目の話の中で、特に印象に残ったのは以下の2つの言葉。

Sometimes life hits you in the head with a brick. Don’t lose faith.

(時として、人生では頭をレンガで殴られるような事態に見舞われます。信念を失わないでください。)

僕自身は、人生をレンガで殴られるような事態に遭遇したことは少ないですが、それでも何回か何かを喪失した経験はあります。

今まで自分が正面から向き合ってきたもの・人がいきなり目の前からいなくなった時、想像を絶するほどの絶望感に襲われるんですよね。

「この先、どうしよう、、生きる希望が無くなった、、」

喪失感と共に恐怖感が同時に迫ってくるので、それは本当に耐え難い痛みだと思います。

ただ、それでも自分の信念を持って、ひたすら前に突き進むことが大事だとジョブズは教えてくれてます。

the only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.

(本当に自分の気持ちが満たされる唯一の道は、皆さんが素晴らしいと信ずる仕事をすることにあるのです。)

僕が一番羨ましいと思う人は、「心から好きな仕事をしている人」です。

というのも、好きな仕事を見つけるのってそんなに簡単なことじゃないですから。

・自分や家族の生活のために、別にやりたくもない仕事を、毎日せっせと汗水たらしながらこなさないといけない。

・めちゃめちゃ稼いでいて生活に余裕があるが、その仕事は好きじゃない。

経済状況がどうであれ、自分の好きじゃない仕事をするとしたら、確かに心は満たされません。

好きと言えるような仕事に就くことが、人生の幸福感を上げるには大事であると、改めて考え直させてくれるそんな言葉ですね。

スティーブジョブズのスピーチ~死~

三つ目の話は「死」について。

治らないと言われていた癌に罹患してしまい、死と直面した経験をもとに、「今その瞬間を後悔しないように生きる必要がある。」とジョブズは強く訴えかけています。

“If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

(「もし、今日が人生最後の日だったら、私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」この答えがNoの日が何日もの間続いている時は、私には何かを変える必要があると分かるのです。)

できれば、人生最後の日の死ぬ間際に「自分の人生にもう後悔はない」と言いたいですよね。

僕もその一人で、この言葉をできるだけ毎日意識して過ごしているんですが、なかなかこの問いに対して、Yesと言えません。

Yesと言えるまで、様々なことにチャレンジし、自分の好きを探し続けなければならないってことですよね。

Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. 

(自分はいずれ死ぬのだと思うことは、あなたが失う何かを持っているという思考の罠を避ける最高の方法です。)

自分のプライドや地位・権力などを失うのは、誰でも怖いと思いますが、死を意識すれば、そんなものどうでもよくなるということですね。

そもそも失うものなんて何も持っていないと考えることで、飛躍的に行動力やチャレンジ力は高まると思います。

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma.

(あなた方の時間は限りがあります。誰か他の人の人生を生きることで無駄にしないでください。ドグマの罠にとらわれないでください。)

「自分の人生は自分で決める。自分が生きたいように生きる。」

人生を幸せに生きるには必須の考え方ですよね。

常識にとらわれないことや、他人からの批判・バッシングにへこたれないことが、自分の道を切り開くには大事なのかもしれません。

Stay Hungry. Stay Foolish. 

(常にハングリーであれ、常に愚か者であれ。)

ジョブズがスピーチの最後で話した有名な言葉です。

自分の信念が折れそうになった時に、何回も聞き直したい、そんな言葉ですね。

まとめ

今でも多くの人に影響を与え続けているジョブズ氏。

皆さんは、ジョブズ氏のスピーチ・名言を聞いてどう思いましたか?

また、ジョブズ氏のスピーチは英語学習にも使えるので、是非、英文を見聞きしながら人生論を学んでいってみてくださいね。

それでは、楽しい英語LIFEを!

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