
中国のサイト「ビリビリ動画」で動画を配信してみたいんだけど、youtubeみたいに広告収入って得られるのかな?できるならその方法についてちょっと知りたいなぁ〜。
本記事はこんな方におすすめです。
- ビリビリ動画の4種類の収益プログラムについて
- 収益化に必要な条件について
- 収益受け取り時の注意点(中国の銀行口座必須)
ビリビリ動画には4種類の収益プログラムがある
ビリビリクリエイター奨励プログラム
「bilibili 創作激励計画」と呼ばれているのですが、「オリジナルの動画を作成し、いいコンテンツを発信している人」に対して、フォロワー数・認知度に応じて報酬が支払われるといったプログラムです。

実はビリビリにはyoutubeみたいに、動画の冒頭部分や途中に企業の広告が流れることは全くありません。
youtubeでは、それらの広告を動画内に入れることによって収入を得ることができますが、ビリビリでは、ビリビリから動画配信者に直接お金が支払われるといった形です。
そしてやっぱり一番気になるのは単価ですよね。
実はyoutubeと同じように正確な額は発表されていません。ですが、僕のデータから推測すると、「1再生あたり約0.05円」です。
人気動画配信者になれば、もっと単価はアップするのかもしれませんが、大体の人はこれくらいの単価だと思いますよ。
投げ銭・充電プログラム
二つ目は「視聴者からの投げ銭と充電」です。
投げ銭とは簡単に言うと、視聴者が自分の気に入った動画に対してお金を支払うといったシステムです。
最近、日本でも「ライブコマース」(showroom、17)などで、このシステムが導入されていますよね。
そして、「充電」とは何かというと、気に入った動画投稿者に対して、お金を支払うシステムのことです。
多くの人に役に立つ動画や面白い動画をたくさん作ることで、自然と自分の動画を気に入ってくれる人が増え、投げ銭・充電の額も徐々にアップしていきます。
いかに、自分のファンをたくさん作れるかが肝となりますね。
広告収入プログラム

動画には広告は流れないのですが、実は動画の下に広告のバナーを貼り付けることができます。(企業広告や商品紹介の広告など)
ただ、これで得られる収益は本当に雀の涙ぐらいなので、このプログラムを使っている人はほとんどいないようです。
中国企業と提携して広告料をもらうプログラム
この記事を書こうとした時、僕が知ってたマネタイズ方法は三つしかなかったのですが、ビリビリサイトの収益プログラムの欄を見ると、新しい項目が追加されていることに気づきました。
現時点、僕自身はまだこのプログラムを使っていないので、詳しい情報はわからないのですが、どうやら、「中国の企業と提携して、それに応じた動画を作り、企業からお金を頂くようなプログラム」らしいです。簡単に言うと、企業プロモーションですね。
このプログラムについては、実際に使い始めてからまた詳しい情報を書きたいと思います。
ビリビリで収益を得るための条件
ビリビリのマネタイズ方法が分かったところで、次は「収益を得るための条件」について見ていきましょう。
youtubeではチャンネル登録者数1000人以上、総再生時間が4000時間を超えないと、広告収入を得ることはできませんが、ビリビリにもこのような条件が設けられています。
条件は以下の通りです。
(1)ビリビリクリエイター奨励プログラム
→創造力・影響力が55ポイント以上、信用スコアが80ポイント以上
(2)投げ銭・充電プログラム
→誰でも参加できる
(3)(4)広告収入・企業提携プログラム
→フォロワー数が1万人を超えると参加できる。
(1)ビリビリクリエイター奨励プログラムに参加できる条件についてなのですが、「創造力・影響力が55ポイント以上、信用スコアが80ポイント以上」とサイトには書かれています。

僕がビリビリを始めた時は条件が「フォロワー1000人以上」だったので基準が明確だったのですが、正直現在の基準はよくわからないですよね。おそらくビリビリ独自の採点基準です。(笑)
なので、ある程度影響力が高まってきたなと思った時(フォロワー1000人を超えたときくらい)に申請することをおすすめします。
また、(1)のプログラムの場合、以下のように細かい条件があるので注意が必要です。
- 転載動画ではなく、オリジナル動画であること。
- 企業プロモーション動画ではないこと。
- 全ての動画プラットフォームの中で一番最初に投稿された動画であること。(他のサイトでも同じ動画を投稿する場合)
- ドキュメンタリー番組、ドラマ、映画に関する動画ではないこと。
収益受け取り時には中国の銀行口座が必要
実はビリビリで得た収益は、中国の銀行口座にしか引き落としできません。
なので、収益を受け取るには、中国本土で銀行口座を開設しなければなりません。

実はそれじゃダメなんです。日本国内にある中国関連の銀行で口座を開設しても、その口座を中国で使うことはできないんですよね。
なので、
- 実際に中国に行って口座開設する
- 代行会社に頼んで口座開設してもらう
のどちらかの選択肢を取らなければいけません。
ただ、外国人が中国で銀行口座を開設するのは年々難しくなってきています。
こちらの記事に、中国の銀行口座を開設する方法について詳しく書かれているので、参考にして見てください。
中国語が分からず、一人で口座開設なんてできない!ってかたは、現地で銀行口座開設のサポートをしてくれるサービスなどもありますので、そのようなサービスを使うことをお勧めします。
また、代行会社に頼めば、日本にいながらも中国本土の銀行口座が開設できるので、こちらの方法もおすすめです。(ただ、料金は5万くらいとちょっと高いです。)
Comment